【２歳馬チェック（函館）】スズカマンサク　父譲りのスピード能力

デビュー戦を勝利で飾ったスズカマンサク
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　２日、函館競馬場５Ｒで行われた「メイクデビュー函館」（芝１２００メートル）は、岩田康誠騎手騎乗のスズカマンサク（牝２＝橋田厩舎、父ロードカナロア、母スズカローズマリー）が逃げ切って１番人気に応えた。

　逃げの手に出たスズカマンサク。絶好の手応えで直線を向くと、あっさりとセーフティリードを奪った。１馬身１／４差の２着にドナカデンツァが入り、さらに１馬身半差の３着にはトーセンクロノスが入った。勝ちタイムは１分１０秒９（良）。

　父は新種牡馬のロードカナロア、母は中央ダート２勝のスズカローズマリーという血統。父の背中を知る岩田は「芝に入ったら軽い走りをしてくれた。いいスピードがあるし、まだ成長する」と評価。次走は函館２歳Ｓを予定している。

　次走注目は４着ハイチーズ。馬群の真ん中で我慢する競馬。粘り強くメンバー最速タイの末脚を披露した。馬体はパワーを感じるつくりでダートもこなしそう。