【エプソムC】ミスターX 動き抜群マイネルハニー巻き返す

[ 2017年6月11日 05:30 ]

 東京11R・エプソムCはマイネルハニーだ。安定感が売りなだけに前走・小倉大賞典16着は案外だったが、栗田博師は「いつも一生懸命なタイプだけに、目に見えない疲れがあったのかも」と擁護。前走後は放牧に出され、リフレッシュして帰ってきた。中間の動きも抜群で巻き返しの構えを見せている。

 3走前のチャレンジC(G3)勝利が秀逸。ハイペースを先行し、前崩れの展開でベルーフ、フルーキーといった追い込み馬を完封した。当時と同じ1800メートルを狙い撃ってのエプソムC参戦。現状、最も力を発揮できそうな距離で粘り込みを図る。馬単(7)から(2)(4)(10)(14)(18)へ。

 阪神11R・マーメイドSはビッシュだ。16年オークス3着、紫苑S1着の実績馬。しかも紫苑Sは後にドバイターフ(G1)を制したヴィブロス(2着)を2馬身半突き放す強い内容。秘める素質は相当なもの。このまま終わるとは思えない。

 陣営は早熟馬という見立てをはっきり否定する。成田助手は「体重は変わらないけど、この中間で一回り大きくなった感じがする。馬がしっかりしてきた印象ですね」とアピール。オークスが14番、紫苑Sが18番枠。420キロ前後の小柄な馬体なだけにもまれない今回の11番枠(12頭立て)は絶好だ。復活Vに懸けて馬単(11)から(2)(4)(5)へ。

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2017年6月11日のニュース