【NHKマイルC】ボンセル順調 池添学師「善戦以上を期待」

[ 2017年5月5日 05:30 ]

池添学調教師
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 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、NHKマイルCにボンセルヴィーソを送り出す池添学師を直撃した。

 ボンセルヴィーソの前走(ニュージーランドT3着)は前々走からマイナス4キロの464キロ。

 池添学師 その前のファルコンSが休み明けで少しゆとりのある体つき。前走の体重は良い感じで絞れたということでした。

 ――大外16番枠からのスタート。

 そうですね。その点が少し気掛かりでしたが、結果的にはいつも通り早めに良い位置に付けることができました。

 ――ただ向正面は少し掛かり気味に見えましたが?

 ハミ掛かりの良いタイプの馬なので見た感じはそう見えてしまいます。でも決して行きたがっているというわけではありません。

 ――最後は伸びそうで伸び切れませんでした。やや重の影響もありましたか?

 やや重くらいはこなせると思います。朝日杯FS(3着)の時は良発表とはいえ、結構状態の悪い内を走って好走できましたから。ただ、やはり切れ味を生かすには良馬場の方が良いかもしれませんけど…。

 ――現状、距離は1600メートルくらいがベスト?

 そうですね。このくらいの距離だと無理なく好位に付けられて、競馬もしやすいのでいいと思います。

 ――東京の長い直線はどうでしょう?

 直線が長くなって他の追走が楽になる分、かえって粘ってくれるのでは、と考えています。

 ――やはり前で競馬をする形?

 スッと前へ行ける脚があるのでそうなると思います。行く馬がいなければ逃げてもいいし、ハナを主張する馬がいれば好位でも競馬ができる。そのあたりが強みだと思います。

 ――1勝馬とはいえ、G1を含む重賞戦線で安定して走っています。

 いつもこちらが思っている以上に善戦してくれます。今年3戦目でNHKマイルCというのは昨年の暮れから計画していた通り。順調に来ているので、ここは善戦以上を期待したいです。

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