7年半ぶり重賞V!市村厩舎の勢いはクラシック戦線でも続くか

[ 2017年5月5日 05:30 ]

市村誠調教師
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 【地方競馬です!!】4月26日の浦和重賞しらさぎ賞をニシノラピート(牝6)で勝ち、09年11月のハイセイコー記念以来、約7年半ぶりの重賞制覇を飾った市村誠師(46=大井)。「超うれしい!」と勝利の瞬間には目に光るものがあった。インタビューの最後に師が残した言葉が「次は羽田盃で」。10日の南関東牡馬クラシック第1冠にも、管理馬クラキングス(牡3)を出走させるのだ。

 3月6日のクラシックトライアル2着で羽田盃の出走権をゲット。前走チューリップ特別は好位追走から直線抜け出し、後続に0秒7差をつける快勝。「馬体の張りが良くなった。体調は抜群。本来はもう少し後ろから行く馬。クラスが上がってペースが上がった方がいい」と大舞台での青写真を描いた。翌11日に行われる牝馬クラシック第2冠・東京プリンセス賞(大井)にも、桜花賞(浦和)4着のガロが出走。「出来は今までで一番。大井ならチャンスはあると思う」と師。

 08年に厩舎開業。昨年はキャリアハイの22勝を挙げ、今年もここまで11勝と好調。「相乗効果かな。厩舎の雰囲気は凄くいい」。勢いに乗る市村厩舎のクラシック戦線の戦いぶりに注目だ。(鈴木 智憲)

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2017年5月5日のニュース