【中山大障害】大楽勝劇!オジュウチョウサン春秋J・G1連覇

[ 2016年12月24日 05:30 ]

<中山10R・中山大障害>レースを制した(9)オジュウチョウサンと石神(右)。左は和田郎師
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 「第139回中山大障害」が23日、中山競馬場で行われ、道中3番手を進んだ単勝1・4倍の断然人気オジュウチョウサンが最後の直線手前で2番人気アップトゥデイトを抜き去り、中山グランドジャンプに続く春秋J・G1連覇を飾った。

 ゴールした瞬間、オジュウチョウサンの馬上で石神は左手でガッツポーズ。直線だけで9馬身差をつける楽勝劇に、鞍上は「手応えが違いました。僕は乗っていただけです」とパートナーを称えた。

 完璧なレース運び。道中は昨年の覇者で2番人気アップトゥデイトを見ながら進めた。「抜群のスタートで、いい位置を取れた。(障害さえ)飛んでくれば勝つなと思った」と鞍上。早めに先頭に立ったライバルの動きを見て、最終コーナーの途中で外から並びかけるとグングン突き放した。和田郎師にとっては、父・正道師(95年中山大障害・秋)に続く当レース父子制覇の快挙となった。

 ◆オジュウチョウサン 父ステイゴールド 母シャドウシルエット(母の父シンボリクリスエス)牡5歳 美浦・和田郎厩舎所属 馬主・チョウサン 生産者・北海道平取町の坂東牧場 戦績17戦7勝(うち障害15戦7勝) 総獲得賞金2億5092万4000円(全て障害)。

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