【細原・騎手で獲る 特別編】24日阪神11R ラスト週に燃える名手・エイシンスパルタン重賞初Vだ

[ 2016年12月24日 08:00 ]

 水曜付本紙1面を飾ったバブル芸人・平野ノラに刺激された訳ではないが、有馬記念はデニムアンドルビーが気になっている。1年5カ月ぶりの金鯱賞で8着。直線は内で行き場をなくし流しながらのゴールだったが、上がり3Fはメンバー最速タイの32秒8。復活を予感させる走りだった。平野ノラの“吉田栄作コーディネート”と“寺尾聰のルビーの指環”にひっかけたバブリー予想は鋭いところをついていて、厳しい芸能界を勝ち抜いた勝負勘はさすがだった。関係者の談話を含めた記者の見解はあすの紙面で。

 阪神11R・阪神Cは◎エイシンスパルタン。有馬記念出走の僚馬サウンズオブアースに引けを取らない素質馬。この馬も重賞勝ちがないのが不思議なぐらいだ。前走の京阪杯は不良に近い重馬場での一戦で、逃げたネロに展開が向いたが好位からしぶとく2着を死守した。レース後に藤岡師は「勝ち馬にあの競馬をされてわね。ただ、うちの馬も外枠で外を回されながらもがんばっていた」と負けよりも収穫の方を口にしていた。阪神は新馬戦から【1110】の良績で千四は得意の条件。鞍上の岩田は今年、重賞未勝利で名手がラストウイークで燃えないわけがない。

 馬券はミッキーアイルとの2頭軸。3連複・3連単で相手はサンライズメジャー、ロサギガンティア、ダンスディレクター、イスラボニータ、グランシルクへ流す。

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2016年12月24日のニュース