【有馬記念】(7)マルターズアポジー 気性のコントロールが鍵

[ 2016年12月24日 05:30 ]

 マルターズアポジーは坂路1本(4F74秒0)の後にポリトラックコース1周。騎乗した米良助手は「テンションも上がらず、順調に来ています」と納得の表情。木曜計量で馬体重は536キロ。前走・福島記念(1着)からプラス8キロの数字が示す通り、ひと回り大きくなった馬体はボリューム満点。「しっかり乗れているので重め感はないですね。中身も充実している」と手応えをつかんでいる様子。

 過去17戦全てで逃げを打っているだけに、展開の鍵を握る。「具合がいいので、バーッと(前に)行ってしまう可能性もある。距離が長いので何とか我慢してほしい」と同助手。G1のにぎやかな雰囲気も初体験となれば、気性のコントロールは最大の鍵となるが「新馬の時からずっと、テンションに気を使った調整をしてきている。何とかこらえてくれれば」と祈るように話していた。

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2016年12月24日のニュース