【取手】吉本　無欲のＳ級舞台「自力で力を出し切るだけ」

　岸和田で行われたレインボーカップＡ級ファイナルで１着となり、晴れてＳ級に返り咲いた吉本が９Ｒに登場する。「逃げるのは日当君と思っていたし、番手は同期の佐々木孝司君で青森勢を追走した。Ｓ級の点数は取れていなかったし、何としても特昇したかった」と振り返る。今年前半に追い込みから自力に転じて成績が急上昇。「今は２人の弟子（１０９期の竹内翼、木村幸希）に刺激され、いい練習ができている。Ｓ級は負けて当然の強い人ばかり。自力で力を出し切るだけ」と無欲で一発を狙っていく。