【ユニコーンS】成長一途ゴールドドリーム 広々府中で真価

[ 2016年6月17日 05:30 ]

平田師

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ユニコーンSにゴールドドリームで挑む平田師を直撃した。

 ――ゴールドドリームの前走ですが、スタートはいつも通りあまり上手ではなかった。

 平田師 元々速いタイプではありません。前走も後手に回る形になってしまいました。

 ――終始外を回らされてリズムに乗れなかった。

 この馬自身、それほどおかしな走りをしたわけではありません。前へ行っている馬が楽だったので厳しい展開になってしまった。

 ――勝ち馬にうまく乗られた感じでした。

 勝った馬は思っていた以上に強かった。3コーナーで手応えが怪しくなり、最後は突き放されてしまいました。

 ――小回りコースが合わなかった?

 それはあると思います。成長し切っていない現状では大きなコースの方がいい。

 ――東京ではラニ(後にUAEダービー勝ち、米ベルモントS3着)を相手に終始外を回りつつ楽勝。

 オープン勝ちという実績を残している点は心強い。

 ――体重的には新馬戦の526キロが最も重く、前走は517キロ。

 成長がないというのではなく、デビュー当初は少し余裕のある体つき。510キロ台がベターだと思え、今回も前走くらいの体重での出走になると思います。

 ――中間の調整過程と仕上がりは?

 いたって順調に来ているので予定通り乗り込まれてきました。仕上がりはいい。

 ――期待できる一戦ですね。

 まだ良くなる馬ですけど、今後の試金石という意味でもここも好勝負をしてくれると信じています。

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2016年6月17日のニュース