【東京新馬戦】“サトノ×池江厩舎”の逸材 クロノスに規格外の期待

[ 2016年6月17日 05:30 ]

 2年連続でダービー2着の“サトノ×池江厩舎”タッグは、2歳世代も逸材ぞろいだ。先陣を切ってサトノクロノス(牡、父ディープインパクト)が日曜東京5Rでデビュー。母トゥーアイテムリミットは米G2・2勝の実績があり、14年セレクトセールの当歳セッションでは税抜き6600万円の値がついた良血馬だ。もちろん、池江師はクラシックを見据えている。

 「父の産駒だけに筋骨隆々ではないけど、当時からきれいな馬でした。この時期の2歳にしては体力があるし、動き、時計ともに水準以上ですよ」

 CWコースでは2週連続して6F83秒台、ラスト1F12秒台をマーク。やや硬めのフットワークゆえ、指揮官は「もう少し手先が伸びればいいんだけど…」と注文を付けるが、それも期待が大きいからこそ。舞台は紛れの生じにくい東京芝マイル。来春の大舞台に向けて、まずはきっちり初戦を仕留める。

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2016年6月17日のニュース