【桜花賞】メイショウスイヅキ3番 待望の内枠、一世一代の大駆けだ

[ 2016年4月8日 05:30 ]

スピードとパワーを兼ね備えているメイショウスイヅキ

 【G1ドキュメント=7日】午後2時の桜花賞枠順発表。トレセンの出馬投票所は関係者とマスコミでごった返していたが、その中で飛びっ切りの笑顔を浮かべたのはメイショウスイヅキの調教パートナー・古川助手だった。理由は明白。何が何でも欲しかった内枠を手にしたからだ。

 「3走前と前走は外枠から外々を回す競馬になったし、2走前の阪神JFも直線では外に出す形。どうもスムーズじゃない。折り合いも鍵になるから、壁をつくって脚をためられる内枠が欲しかったんだ」

 これを聞いた岡崎はこの日の朝、鞍上の松山がポツリと漏らした“まんざらでもない”コメントを思い出していた。決して強気ではない。ただし“条件付きで”一発を狙っているトーンだったのだ。

 「行きだすと力んだ走りになるので、折り合いが鍵でしょうね。一瞬の脚は持っています。ただ、外枠ではしんどい。馬の後ろで脚をタメたいんです。内枠ならそこそこやれてもいいと思うんですが…」

 メンバー中唯一、近3走で一度も馬券に絡んでいないという事実からは早熟と判断されるかもしれない。しかし、古川助手はきっぱりと否定。それどころか前向きな言葉を並べる。

 「2歳時に比べて折り合い面が成長しているし、確実に乗りやすくなった。全身を使って、凄くいい感じで走れているんだ。脚がタマれば、しまいは絶対に伸びるよ」

 要は“走る時”と“駄目な時”の差が激しいタイプなのだ。昨秋のもみじSでは上がり3F33秒0をマーク。これはチューリップ賞の上位2頭と並び、メンバー中最速タイの履歴だ。決して長続きはしないが、一瞬の切れでは引けをとらない。絶好(3)番枠を追い風にして、一世一代の大駆けを狙う。

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