【桜花賞】メジャーエンブレム陣営、1冠へ一点の曇りもなし

[ 2016年4月8日 17:38 ]

 1番人気濃厚のメジャーエンブレムは8日金曜、馬場開門直後から坂路を2本。重心の低いフォームで力強く駆け上がった。田村師の表情には一点の曇りもない。「やれることは全てやった。無事にスタートを切って、不利のない競馬をしてくれれば、いい結果が出る可能性は高いと思う」。9日に美浦トレセンから阪神競馬場に移動して決戦に備える。

 一方、東の女王を迎え撃つ西の2強も順調そのもの。3戦無敗のシンハライトはこの日、坂路1本。荻野斉助手は「これからまだまだ良くなる馬だけど、前走を使ってから、さらに実が入った感じ」と仕上がりの良さを強調。枠順は6枠(12)番。「2走前に出遅れているし、偶数を引けたのはデカい。ジョッキーも気分的に楽でしょう」と同助手。

 前走チューリップ賞でシンハライトにハナ差2着のジュエラーも最高の仕上げで挑む。この日は角馬場から坂路1本の調整。藤岡師は「割と前へ行くのが内にいるし、展開的にも良くなりそうな雰囲気がある。(13)番はすごくいい枠。1頭強いのがいるとは思うけど、やってみないと分からないから」と逆転を目論んでいる。鋭い末脚を武器にG1奪取を狙う。

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2016年4月8日のニュース