菜七子、初勝利お預け…最短V更新へ13日は4鞍に騎乗

[ 2016年3月13日 05:30 ]

<中山1R>レース後、岩田(左)からアドバイスを受ける藤田菜七子

 JRA16年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子(18)は12日、中山で3鞍に騎乗。6着が最高で初勝利は挙げられなかった。

 1Rで騎乗したセラグリーン(4番人気)は好スタートからハナを主張しかけたが2番手へ。そのまま4角を回ったが、直線で失速して13着。続く2Rのハシカミ(4番人気)は後方追走。4角で外に持ち出し、上がり3F最速の末脚で追い上げるも6着。この日最後の騎乗となった3Rのミサエサン(5番人気)は4角手前で後退して12着に終わった。

 レースを終えた菜七子は唇をかみしめながら「2Rは(4角で)外を回しすぎました。もう少し自分がうまく乗っていれば…」と反省の弁。きょうは中山で4鞍に騎乗。「せっかくチャンスを頂いているので勝ちたい」と、増沢由貴子が持つJRA女性騎手最短V(16日)更新へ、力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2016年3月13日のニュース