菜七子は5Rの6着が最高 JRA女性騎手史上最速Vはならず

[ 2016年3月13日 14:20 ]

藤田菜七子

 デビュー2週目を迎えたJRA16年ぶり、7人目の女性ジョッキー・藤田菜七子(18=美浦)が13日の中山で4鞍に騎乗。デビューから16日で初勝利を挙げた2004年6月の増沢(当時牧原)由貴子を抜く、JRA女性騎手史上最速Vに期待が集まったが、初勝利はならなかった。

 中央デビューとなった先週は、2日間で3鞍に騎乗。5日のデビュー戦では前走10着だったネイチャーポイントを好騎乗で2着に導き「早く1勝できるように頑張ります」と力強く宣言していた。

 2Rで騎乗したニシノラック、4Rで騎乗したループドライブでは見せ場を作れず、それぞれ13着と14着。

 続く5Rで騎乗したパワポケゴールドは好位置に付け、ゴール手前で追い上げて6着だった。この日最後の騎乗となった8Rのオーミアリエルは13着に終わり、初勝利はお預け。JRA女性騎手史上最速Vはならなかった。

 最後のレースの後、藤田は「馬が後ろのモタれるような形でダッシュがつかず、後方からになってしまった。ゲート内で隣の馬の動きに反応してしまうところがある」と話した。

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2016年3月13日のニュース