【チューリップ賞】レッドアヴァンセ 自信の仕上がり、3連勝に照準

[ 2016年3月3日 05:30 ]

 連勝中のレッドアヴァンセは、坂路で併せたデルマオギン(3歳未勝利)に余力たっぷりの手応えで半馬身先着。ラスト1Fは12秒6をマーク。追えば、いくらでもはじけそうな雰囲気だった。音無師は「53秒ぐらいの予定。テンの入りが遅くて時計が遅かったのがどうかだけど、やり過ぎるよりはいい」と前向きだ。

 最初の400メートルを1F14秒7→14秒4とゆったり入ったため、全体時計(4F55秒3)は予定より遅かった。それでも「先週しっかりやっている(4F52秒8)。未勝利のレースは余計だったけど、最後の1Fしか競馬していないので使い減りもないから」と仕上がりに自信を見せる。

 今年に入って未勝利→エルフィンSと連勝。父ディープインパクト譲りの非凡な末脚で差し切った。京都から阪神に舞台は替わるが「外回りはいいからね」と不安はない。3連勝を飾り、2歳女王メジャーエンブレムに挑戦状を叩きつける構えだ。

続きを表示

2016年3月3日のニュース