【弥生賞】エアスピネル 笹田師、大目標は先も「10割仕上げ」

[ 2016年3月3日 05:30 ]

 エアスピネルの笹田師は「大目標は先にあるが、弥生賞へ向けて10割の仕上げ」と、調教過程に寸分の狂いはないことを示した。日曜はCWコースでオープン馬のシェルビーと併せ馬を消化。最終追い切りは坂路。併せた相手もグッと下げて未勝利馬(コウザンアプローチ)をパートナーに選び4F53秒4~1F12秒1を軽快なステップで刻んで余裕たっぷりに併入した。

 「いつものパターン。速い時計はいらないからね。負担をかけずに、しまい重点で息を整える程度」

 笹田師はこう説明してから、母エアメサイアと共通するレースセンスを強調。「教えてできるもんじゃない。持って生まれたもの。折り合いがつくしジョッキーは乗りやすいと思う」と目を細めた。

 「朝日杯は王道の競馬をして、勝った馬にそれ以上の脚を使われて負けた」とG1馬に対する敬意を口にしつつも、第2ラウンドが待ち遠しいという表情だった。

続きを表示

2016年3月3日のニュース