【尼崎・近畿地区選手権】吉川イン逃げG1・16回目制覇

[ 2016年2月12日 05:30 ]

トロフィーを手に笑顔の吉川

 ボートレース尼崎のG1「第59回近畿地区選手権」は11日、第12Rで優勝戦を行い、1号艇の吉川元浩(43=兵庫)がイン逃げ快勝。G1・16回目の優勝を果たし、平和島クラシックの出場権を獲得した。尼崎でのG1は3V。2着には向所浩二、3着は松井繁だった。

 不安定な風向き。だが吉川は落ち着いていた。「少し届いていなかった。でも全速で行けた」。コンマ17の踏み込み。向所が5コースからトップSで仕掛ける。だが吉川もスピードを持って回る。力強い先マイから独走態勢に持ち込み、勝負を決めた。「松井さんが来なかったので…。仏のように見えた」と笑顔を見せた。

 G1Vは14年2月住之江周年以来。「久々なので緊張した。地元なのでホッとした。去年はフライングで苦しんだが今年はリズムに乗っていきたい」。ファンに飛躍を約束した。

 ◆次走 優勝した吉川元浩、そして武田光史、松井繁の次走は20日からの住之江G1太閤賞。田中信一郎、太田和美、山崎智也、石野貴之、桐生順平らと優勝を争う。金子龍介、向所浩二は17日からのまるがめ一般戦。篠崎元志、池永太、前沢丈史らが出場。湯川浩司は3月16日からの平和島SGボートレースクラシックへ。今垣光太郎、瓜生正義、池田浩二、毒島誠、峰竜太、茅原悠紀らとVを争う。

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2016年2月12日のニュース