【クイーンC】エンブレム ルメール「3~4番手から直線は外に」

[ 2016年2月12日 05:30 ]

ルメール騎手

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、クイーンCでメジャーエンブレムに騎乗するルメール騎手を直撃した。

 ――メジャーエンブレムの前走(阪神JF1着)ですがパドックの雰囲気は?

 ルメール 見るからにビューティフルコンディションという感じ。100%の状態であると思えました。

 ――田村師から指示は?

 お任せします(笑い)。インコースの馬場状態が良いようだし、内枠だったので好スタートを切れたら、いいポジションで競馬をしましょうと話し合いました。

 ――そのスタートですがとても速かった。

 とにかくスタートだけは気をつけたのですが、そんな必要もないくらい抜群でした。

 ――逃げる勢いから抑えて2番手に。

 あれだけ速いスタートを切ると中にはエキサイトしてしまう馬もいるけど彼女はリラックスしていました。だから外から他の馬が来たときに抑えたらスンナリと控えてくれて、絶好のポジションをキープできました。

 ――前々走(アルテミスS2着)は掛かった分、最後に差されたけど、その心配はなかった?

 あの時は大外枠の上、ペースが遅くて少し行きたがりました。でもあれは特別なケース。普通に流れてくれれば大丈夫だと思っていたので心配はしていませんでした。

 ――ターフビジョンで後続を確認していましたね?

 阪神の直線は長いし、坂もあるので少し心配しました。でも、追ったらグンと伸びてくれて、ラスト200メートルでは勝利を確信しました。

 ――今回、作戦などはありますか?

 ペース次第だけど、東京は直線が長いので逃げたくはありません。3~4番手で流れに乗って直線、外に出すイメージを持っていますが、考えた通りに行くかは分からないのでその都度、対処していくつもりです。

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