15年度岩手の合言葉は「楽しもう」

[ 2015年3月20日 05:30 ]

小林俊彦騎手(提供・岩手県競馬組合)

 【地方競馬です!!】冬季休催の岩手競馬が21日、14年度第12回水沢競馬特別開催で再開。4月4日の15年度開幕へとつながる。新キャッチコピーは「ENJOY!岩手競馬」。13年度「絆は、人と馬を強くする。」、14年度「絆をむすぶ。夢をつなぐ。」からは少しイメージが変わった。岩手県競馬組合は「全国のファンや未経験者に競馬の魅力を伝え、気軽に岩手競馬を楽しんでほしいとの思いを込めました」としている。

 開設50周年の節目にJBC競走を開催した14年度、1月開催までの売り上げで前年度比114%、計画比101%を達成。下を向かず、明るく前を向いて新たな一歩を踏み出していこうというわけだ。引き続き震災被災地の復興支援に取り組み、「がんばろう東北 心をひとつに 岩手競馬」のスローガンも継続する。

 29日の水沢最終レース後には地方歴代10位、岩手同2位の通算3788勝を挙げた小林俊彦騎手(49)の引退式を盛大に実施する予定。31日付で新規調教師に。「今までやってきた延長線と考えています。愛馬に乗り、背中から感じる状態と能力を把握してレースに臨みたい」。また、4月には小林凌(18=板垣)がジョッキーの仲間入り。昨年の鈴木麻優に続く2年連続のルーキー誕生。間もなく春本番だ。 (池田 裕文)

続きを表示

2015年3月20日のニュース