【東京5R新馬戦】後藤うれしい復帰後初勝利、カボスチャン抜け出しV

[ 2014年11月24日 12:26 ]

<東京競馬5R・新馬戦>カボスチャン(4番)でレースを制した後藤浩輝騎手は涙を流し口取りに向かう

 メイクデビュー東京は24日、東京競馬場5R(芝1800メートル・晴・良)で行われ、後藤浩輝騎手騎乗の6番人気、カボスチャン(牝2=牧厩舎所属、父タニノギムレット、母マルカパール)がデビュー勝ちを飾った。勝ち時計は1分52秒0。後藤騎手は22日に復帰して以来初勝利。

 ビュトンドールが出遅れたほかはそろったスタート、内枠を利してチャパラが前に出て、トラキアンコード、ラフレシアが続きゆったりした流れで隊列が落ち着いた。最初の1000メートルを64秒8で通過し、コーナーを回るとチャパラと外枠のウインセイヴィアが進出するが、直後に控えていたカボスチャンが抜け出して、後続を押し切った。

 首差の2着にグランシルク。2着から首差でプレイヤーハウスが入った。

 後藤騎手は4月の落馬による頸椎(けいつい)骨折から22日の東京競馬で約7カ月ぶりに戦列に復帰、2日間は14鞍で勝ち星がなかったが、この日3鞍目、数えて17レース目で勝利。レース後は周囲の騎手が祝福、スタンドからは復帰初勝利を祝う拍手が沸き起こった。

続きを表示

この記事のフォト

2014年11月24日のニュース