【飯塚・日本選手権】木村“平常心”でＳＧ連覇だ

ＳＧ連覇が懸かる木村だが、気負いはない

　前回大会（伊勢崎）で、７枠から目の覚めるような攻撃力を存分に発揮して選手権２Ｖに成功した木村。ＳＧ連覇にアタックする立場だが「いつも通りの気持ちでレースに臨みたい」とトレードマークである涼しい表情を崩さない。

　前節の浜松Ｇ２チャレンジＣは「準決がもう少しの状態だった」としながらもしっかり優出。雨走路となった優勝戦こそ本来の底力を発揮できず４着に敗れたが格好はつけた。前検日は「練習で乗ってみたら少しやってみたい調整が見つかった」と方向性を打ち出し、慌てず騒がずの姿勢。きょう初日９Ｒは２枠と申し分のない位置で「最近のスタートは悪くない」なら、１コーナーであっさり決着のシーンも十分に考えられる。