【安田記念】決め手は東京実績!ホエールキャプチャをV指名

[ 2014年6月3日 05:30 ]

決め手は東京芝との好相性。ホエールキャプチャを指名

 安田記念過去10年のデータから徹底分析した結果、東京実績を重視して伏兵・ホエールキャプチャをV指名。

 (1)東京実績 まず欠かせないのは東京実績。過去10年の優勝馬10頭中、10年ショウワモダンとスプリント路線から転向した昨年ロードカナロア以外の8頭は、「東京芝でG1・5着以内か重賞連対」が例外なくあった。昨年マイルCS優勝馬トーセンラーは東京芝では7、11着でまず駄目。都大路Sで復活したグランデッツァ、安田記念の過去2年で14、11着とさっぱりの外国馬グロリアスデイズも厳しい。

 (2)前走着順 安田記念は荒れることで有名だが…。優勝馬の前走着順に注目すれば、前走6着以下から巻き返したのは04年ツルマルボーイ(大阪杯6着)だけ。残り9頭の前走は全て5着以上。不振馬の一変は少ない。G1優勝実績があるサダムパテック、グランプリボスは不振が長すぎ…。見送りだ。

 (3)G1実績 優勝馬10頭中、8頭が「芝2000メートル以下のG1」で過去3年以内に連対実績がある。底力が問われる東京マイルでG1実績は見逃せない。京王杯SCを勝った8歳レッドスパーダのG1での連対は、3歳時の09年NHKマイルC(2着)が最後。おじさんの奮闘は素晴らしいが、厳しいはずだ。

 (4)通算白星 今年、4歳馬は出走予定馬なし。5歳以上の優勝馬8頭は例外なく、通算勝ち星6勝以上だった。ドバイ帰りで人気確実のジャスタウェイ(5勝)、マイラーズCで復活したワールドエース(4勝)は5歳にしては白星不足。勝ちみに遅いタイプはバッサリと斬る。

 (5)先行馬より差し馬 舞台は東京マイル。今春NHKマイルC、ヴィクトリアMでは珍しく逃げ馬が来たが、連続開催7週目ともなれば、断然差し馬有利の馬場になっている。最終4コーナー3番手以内の優勝は、11年リアルインパクト(4角3番手)だけ。逃げ候補カレンブラックヒル、3歳ミッキーアイルは脚質的にも不利。消えてもらう。

 結論 最後まで残ったのは意外や意外!?6歳牝馬のホエールキャプチャ。東京芝は【4・1・1・2】と好相性。前走のG1ヴィクトリアマイル(4着)にしても、勝ち馬ヴィルシーナから0秒1差だから、見捨てるのは早い。人気薄が活躍するのが安田記念だ。

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2014年6月3日のニュース