【ジャパンC】松永康師 ブレーヴ春天挑戦へJCで結果を

[ 2013年11月22日 05:30 ]

松永康師

 松永康利師(48)は祖父・光雄さん、父・勇さんが、ともに騎手&調教師。競馬一家に育った漫画好き少年は、父の教えがなければ騎手を目指したという。「(温和な父が)騎手はやめとけ!!と。父も骨太。減量には相当苦しんだそうです」。ならば獣医師か調教師だ。日大獣医学部を経て、父の厩舎で調教助手として励む傍ら、12度目の挑戦で調教師試験に合格。07年開業。トレセンを出て、近郊に住居を構えるトレーナーも少なくない中、厩舎で暮らし、スタッフと遠慮なく意見を交換してきた。「夜、馬が寝違えた時、音で異変が分かる。一つ一つ地道に。教えて結果を出してくれれば、やりがいもある。学校の先生のような楽しさと責任感がある」

 兄姉を管理した縁で預かったホッコーブレーヴは22戦目で夢のG1初挑戦。「腰も緩くて、体質も弱かった馬がここまで成長してくれた。日本最高のG1に出られるだけでも光栄」と目を輝かせる。

 大きな夢がある。天皇賞・春への挑戦だ。祖父の実家には、75年天皇賞・春を制した管理馬イチフジイサミの優勝盾が大切に飾ってある。「あの盾は特別。浅田次郎さんの“草原からの使者”でも、イチフジイサミは主役級ですから。来春、ブレーヴを出したい。もちろん、目の前のジャパンCは全力です」。夢がさらに膨らむ結果を師は願っている。

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