JRA14年事業計画発表 古馬G1ステップ重賞勝ち馬に優先出走権

[ 2013年11月21日 05:30 ]

JRA創設60周年のロゴマーク

 JRAは20日、東京港区の六本木事務所で14年の事業計画を発表した。日本中央競馬会創設60周年となる来年は全国10場の主要重賞レースを記念競走として実施。ロゴマークを用いたキャンペーンを展開していく。番組改革も進め、古馬G1(JCを除く10レース)のステップ重賞(21レース)1着馬に本番への優先出走権を与える。また、同日の経営委員会で来年度の収支予算案(総額2兆4104億9000万円=対前年比102・5%)が議決された。

 ◆報奨金 ジャパンCダートに代わって来年創設されるG1「チャンピオンズC」は1着賞金を1億3000万円から9400万円に減額、指定交流を含むダートG1優勝馬(1年以内)が上位3着に入った場合は報奨金(1着5000万円、2着2000万円、3着1000万円)を交付。

 ◆奨励金 有馬記念のファン投票上位10位以内の馬に出走を促すため、特別出走奨励金を交付。1~3位2000万円、4~5位1000万円、6~10位500万円。

 ◆転換 現在6万5000人が利用している「PAT方式」(インターネット投票の一部)は15年7月で終了し、「I-PAT」「即パット」への転換を促す。

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2013年11月21日のニュース