【ジャパンC】アドマイヤラクティ スタミナ武器にひと泡吹かす

[ 2013年11月21日 05:30 ]

ウィリアムズを背に追い切るアドマイヤラクティ

 アドマイヤラクティがCWコースに姿を見せたのは閉門間際の午前10時40分。実は前日まで豪州にいた鞍上ウィリアムズが8時25分に関西国際空港に到着。そこから高速を飛ばしてギリギリで調教時間に間に合ったのだ。さすがにややお疲れモードだったが、初コンビとなる相棒の背中にまたがると表情が引き締まった。CWコース単走で序盤はゆったり。しまいは気合を付けられて6F85秒8~11秒8。「乗りに来て良かった。とにかく乗りやすい馬だね」と好感触を口にした。

 「荒れた馬場に脚をとられかけたが、すぐに修正して走っていた。四肢のバランスがいいし、心肺機能も良さそう。この感じなら、チャンスがあると思うよ」

 無事に調教が終わり、梅田智師もホッとした表情を浮かべる。「(鞍上が)追い切りに間に合ったし、こういう流れはいいね。上がり勝負だと厳しいけど、持ち味が生きる展開なら、ひと泡吹かせられないかな」。持ち前のスタミナと追い風を武器に挑む。

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2013年11月21日のニュース