【船橋・オート祭】青山　名誉回復へ快勝発進

ＳＧでのフライングの汚名返上といきたい青山は、初日快勝発進

　船橋オートのＧ１「発祥６３周年記念　オート祭」（優勝賞金４００万円＝副賞を含む）は３日、２日目を開催する。９月の当地ＳＧ「オートレースＧＰ」でフライングに散った青山周平（２８）は初日快勝発進。５月の「黒潮杯」に続く地元Ｇ１連覇へ、好スタートを切った。

　今年最多の優勝８回を誇る“モンスター”青山が１カ月前の悪夢を振り払った。１１Ｒ、ＳＴは下から２番目のスタートだったものの、外を使って周回を重ねるごとに順位を上げていき、６週目でトップに立つとそのままゴールした。

　９月のオートレースＧＰは初日に無念のフライング。賞典除外となりデビュー最短のＳＧ優勝はお預けとなった。仕切り直しとなったレースに快勝し「スタートは慎重でした。と言っても目いっぱいですが」と安どの表情だ。黒潮杯に続く当地Ｇ１連覇に向け「晴れれば、あすからスタートの気持ちで行く」と意気込んだ。

　初日はその青山、ＳＧ３連覇中の永井をはじめ船橋勢が６勝を挙げた。なお、２日目も初日同様、全レースが「二次予選」として行われる。