【ローズS】ハナズに自信!田辺、速い馬場歓迎

[ 2012年9月14日 06:00 ]

<ローズS>成長が感じられるハナズゴール

 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「The Keyman」は、ローズSにハナズゴールで挑む田辺裕信騎手(28)を直撃した。

 ――ハナズゴールの前走(札幌記念4着)は410キロ。デビュー以来、最も軽かった。

 田辺 一息入っていたのに予想外。正直、増えていてほしかった。

 ――春先も栗東入りして大幅に減った(チューリップ賞は12キロ減)。環境の変化でカイバ食いが落ちる?

 そういう面はあるみたい。前走も競馬場入りして間がなかったので、環境になじんでいなかったのかもしれない。追い切りでも、この馬本来の動きを感じなかった。それに比べると、今週の追い切りは息の入りも良く、成長が感じられた。

 ――レースを振り返ってほしい。前半は中団後ろでヒルノダムール(2番人気)を見る位置。

 流れに乗れていたし、いいところで競馬ができていました。

 ――直線、外へ出してから、いい勢いで伸びた。

 52キロとはいえ、万全と思えない状態の中、最後は古馬の一線級相手に差を詰めた。あらためて走る馬だと感じました。

 ――阪神外回りの1800メートルは合いそう。時計勝負は?

 条件的にはいい。切れるタイプなので時計のかかる重い馬場よりも速い馬場の方が合っている。

 ――3歳牝馬同士ならという気持ち?

 もちろん。実際、ジェンティルドンナを破っている(チューリップ賞)。小柄で見栄えはしないが、能力的には全く劣っていない。期待しています。

続きを表示

2012年9月14日のニュース