【セントライト記念】帰ってきたディール12秒0

[ 2012年9月14日 06:00 ]

<セントライト記念>スカーレットリング(左)と併せ追い切るベストディール

 月曜中山のメーン、セントライト記念。8カ月ぶりの実戦となるベストディールは坂路で軽快な動きを披露した。

 1月の京成杯優勝以来となるベストディールは坂路で最終追い。スカーレットリング(3歳未勝利)を9馬身後方から追い掛け、頭を並べてゴール。4F51秒3~1F12秒0。ひと追いごとに動きが良くなってきた。国枝師は「しまいまでしっかりしていた。ただ、現時点で春より20キロ近く増えて480キロ(京成杯は464キロ)。成長もあるが、やはり気持ち余裕がある。調教をやりながら増えているのはいいと考えたいが、攻め馬だけで絞るのは厳しい」と現況を説明した。

 昨年の札幌2歳S(4着)以外、黒星なし。力は現3歳でも上位だ。今回は約8カ月ぶりの実戦。指揮官は「フェノーメノはダービー2着馬だが、ほとんど勝っていたとも言える2着。一目も二目も置かなければならない。こちらはブランクもある。先につながる競馬ができれば」と、底力に託した。

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2012年9月14日のニュース