【有馬記念】トゥザグローリーしっかり伸びた

[ 2011年12月22日 06:00 ]

<有馬記念>福永騎手を背にノーブルジュエリーと併せるトゥザグローリー(手前)

 トゥザグローリーが巻き返しに向け、意欲的な調整を行った。CWコースでノーブルジュエリー(3歳1000万)を追走し、6F79秒2~1F11秒9。直線はやや頭が高い走りながら内をしっかり伸び、0秒1先着した。福永は「時計は思ったより速かったが、内めを通ったし、前に他の馬もいたから。追い出すと頭が上がるので、それを意識して強めにハミをかけて乗った。無理せず、いい追い切りができた」と満足げに話した。

 前走・ジャパンCは11着と物足りない結果。池江師は「状態はトーセンジョーダンより良かったくらい」と首をかしげるが、昨年の有馬記念で3着と好走したように力があるのは間違いない。福永は「ポテンシャルは高いし、中山に替わるのもいい。一発を狙う」と前向きに話した。

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2011年12月22日のニュース