【ホープフルS】フェノーメノ豪快1馬身先着

[ 2011年12月22日 06:00 ]

 10月東京の新馬戦を快勝したフェノーメノ(牡=戸田)が、ホープフルS(2歳オープン、中山25日7R)追い切りで迫力満点の動きを見せた。Wコースでドラゴンヴォイス(3歳500万)と併せ馬。直線で内に入ると、軽く仕掛けて1馬身先着。豪快な走りで駆け抜けた。戸田師は「前走後は放牧に出したが順調に来ている。新馬の時より動きも素軽くなった」と好感触を得ている。

 2番手で手応え良く進んだ新馬戦は3F34秒1の剛脚でまとめ、1番人気のシャドウパーティーを一蹴。首差の着差以上に強さは際立っていた。指揮官は「1頭になった時にフワフワした面はあったが、岩田騎手も手応えには余裕があったと言っていたので。力でグイグイ押して行くタイプで雰囲気がある。レースが上手だし正攻法で行けるのも強み」と好素材にホレ込んでいる。来春の皐月賞と同じ中山2000メートルが舞台。無傷V2でクリアすれば、クラシックが視界に入ってくる。

続きを表示

2011年12月22日のニュース