【有馬記念】フラッシュ11秒8、ルメール絶賛

[ 2011年12月22日 06:00 ]

<有馬記念>ルメール騎手を背に、ネオヴァンドーム(右)と併せたエイシンフラッシュ

 追えば追うだけ伸びていきそう勢いだった。エイシンフラッシュの追い切りはルメールがまたがってCWコースへ。6馬身先行したネオヴァンドーム(4歳オープン)との差を縮めながら直線、ゴーサインに鋭く反応。6F80秒5~1F11秒8で力強く伸びて3馬身先着だ。引き揚げてきたルメールは「ベリーグッド、エクセレント」と絶賛。笑顔で感触を伝えた。

 「(自らが騎乗した)天皇賞(6着)のときより良く感じたよ。とてもいい状態だと思う」

 休み明けの天皇賞・秋、前走ジャパンCが8着と歯がゆい競馬が続いている。昨年のダービーV、今春の天皇賞2着、宝塚記念3着の実績が示すように現役トップクラスの力を秘めているのは間違いない。2度目のコンビ結成となるルメールは「一瞬の脚が武器。それを生かすようなレースをしたい」とイメージ。大一番で一気の巻き返しを図る。

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2011年12月22日のニュース