【萩S】アナスタシア連勝だ!安藤勝「強い勝ち方を」

[ 2011年10月27日 06:00 ]

<萩S>CWコースで併走馬・プレザントライフ(右)に楽々先着した安藤勝騎手騎乗のアナスタシアブルー

 潜在能力の高さは稽古の動きに表れている。アナスタシアブルー(牝=松田国、父ファルブラヴ)の追い切りは安藤勝が「しまいサッとやっただけ」という内容。6馬身先行したプレザントライフ(2歳未勝利)との差をじわっと縮めていく。直線は馬体を併せ、鞍上が軽く仕掛けると瞬時に反応。ほぼ馬なりで6F87秒1~1F12秒5を刻み、1馬身先着だ。安藤勝はこう評価する。「真面目すぎるところがあって新馬向きの気性。上積みがあるかは何とも言えない。ただ、この前くらい走ってくれれば」

 現状維持で十分。そう思えるくらい、新馬戦の勝ちっぷりは強烈。好位からはじけるように伸びて4馬身差V。松田国師は「次の阪神JFとのレース間隔を考えれば、ここがぴったり」と萩S参戦の意図を明かす。もちろん、2歳女王決定戦への出走を確定させるには1着で賞金を加えねばならない。安藤勝は「ここも強い勝ち方をしてほしい」とデビュー2連勝を意識していた。

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2011年10月27日のニュース