【天皇賞・秋】ローズキングダム一直線51秒9!

[ 2011年10月27日 06:00 ]

<天皇賞・秋>坂路を駆け上がるローズキングダム

 赤木を背にしたローズキングダムは坂路併せ馬。アーセナルゴール(3歳1000万)を追走。決して得意ではない調教後半の荒れた馬場だが、ゴール前300メートルから手応えに差が出始めた。右手前(右脚が軸)で右へモタれる面があるので赤木は抜け出す瞬間、それを防ぐ手綱さばき。少し顔を左に向けただけで、ほとんど右へモタれることはなかった。ラストは真一文字の伸びで2馬身先着。4F51秒9の好時計だ。

 赤木は「軽いフットワークをする馬で荒れ馬場は合わないけど、気持ちいいくらいの感触。前回(京都大賞典)の追い切りと比べてもトモ(後肢)の張り具合が違う。右へモタれないよう用心したけど今回は馬が自分でうまく(手前を)替えていた」と絶賛。橋口師も満足げだ。「時計がいいな。ジャパンCがああいう勝ち方(ブエノビスタの降着、繰り上がり)だったし一度くらい有無を言わせぬ勝ち方をしたい」と本音を明かした。

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2011年10月27日のニュース