【青葉賞】バリアシオン豪脚V!安藤勝とダービーへ

[ 2011年5月1日 06:00 ]

<青葉賞>後方一気の末脚で優勝したウインバリアシオン(右)

 ダービーTR「第18回青葉賞」が行われ、6番人気のウインバリアシオンが直線一気の追い込みでV。ハーツクライ産駒の重賞初勝利を飾り、2着ショウナンパルフェと共にダービー(29日、東京)の優先出走権を獲得した。

 デビュー2連勝を飾った素質馬が、大一番を前に完全復活を果たした。スローペースの中、道中は後方から3番手。直線は外から剛脚を発揮した。前をあっさり捉えると、ゴール前でもうひと伸び。安藤勝は「3角過ぎから出していったが、長くいい脚を使っているね」と府中向きとのジャッジを下した。3歳春のハーツクライにも騎乗していた名手は本番でもコンビを組む予定。「父と似たような感じでまだちょっと緩いけど成長する余地がある。レースに注文が付かないし力を出してくれそう」と期待を寄せていた。

 ◆ウインバリアシオン 父ハーツクライ 母スーパーバレリーナ(母の父ストームバード) 牡3歳 栗東・松永昌厩舎所属 馬主・ウイン 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績6戦3勝 総獲得賞金8917万円。
 

続きを表示

この記事のフォト

2011年5月1日のニュース