【中山記念】アロマカフェ坂路35本でひ弱さ解消

[ 2011年2月24日 06:00 ]

柴田善騎手を背に坂路で追い切るアロマカフェ

 アロマカフェは柴田善を背に坂路で追い切られた。菊花賞11着後に放牧に出て1月6日に帰厩。週4、5本のペースで坂路で乗り込み、これが実に35本目。前半ゆったり入ると、一気に加速して11秒7―12秒2で駆け上がった。

 柴田善は「久々に乗ったけどいいね。全体的に大きくなっている。息の感じも良かったよ。十分合格点は与えられると思う」。

 この中間はプール調教も併用しての調整。小島太師は「脚元に負担をかけず心肺機能を高めることができた。以前は線の細い馬だったが、体は一回り大きくなってひ弱な部分がなくなってきた。馬体は480キロ以上あるし、いい体つきになってきたね」と満足げだ。

 同期ヴィクトワールピサとは初対戦。「強烈なメンバーだな」と師は一目置くが、初重賞Vを飾ったラジオNIKKEI賞では後の有馬記念3着馬トゥザグローリー(5着)を負かしている。侮れない1頭だ。

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2011年2月24日のニュース