【JC1週前追い】グレート!ウオッカにルメール興奮

[ 2009年11月19日 06:00 ]

<JC1週前追い>早くも“いいムード”のルメールとウオッカ

 来週に迫ったジャパンC(29日、東京)の1週前追い切りが美浦、栗東トレセンで一斉に行われた18日、有力馬ウオッカ(牝5=角居)に大きな動きがあった。同馬は鞍上にフランスのルメールを迎えてレースに挑むことになった。これにより主戦を務めていた武豊は今年のクラシック3冠レースでコンビを組んだリーチザクラウンに騎乗する。ルメールは、フランスで騎乗契約を結んでいる大馬主アガ・カーン殿下の所有馬シャラナヤ(エリザベス女王杯4着)で出走予定だったが、同馬の回避が決まったことで実現することになった。

 この日のウオッカの追い切りはCWコースを使用した3頭併せ。初めてウオッカの背中にまたがったルメールが「グレート!」「ファンタスティック」「ベストホース」など誰にでも理解できるシンプルな言葉を並べて笑顔を見せるほど、軽快な動きで先着してみせた。ルメールは「牝馬でダービーを勝ったなんて信じられない。素晴らしい馬の騎乗依頼は幸せ。いい脚を使った天皇賞の映像は見たよ。それ以前のレースもこれから取り寄せて研究する」と自信ありげにウインクしてみせた。

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2009年11月19日のニュース