2016年NHK大河ドラマ「真田丸」

「真田丸」塙団右衛門役に小手伸也 オファー理由は「自意識過剰キャラ」

[ 2016年10月2日 12:30 ]

大河ドラマ「真田丸」で塙団右衛門役を演じる小手伸也(C)NHK
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 舞台を中心に活動している俳優の小手伸也(42)が、NHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)に塙団右衛門(ばん・だんえもん)役で出演することが2日、分かった。

 塙団右衛門は豊臣方に加担して大坂城に入った牢人。かつて主君から追放されたという汚名返上のため、自分の名を記した木札を戦場でまいたと伝わる。

 初の大河ドラマ出演で、オファーがあった時は「青天の霹靂(へきれき)」だったものの、オファー理由を聞いてある意味納得したという。「『ちょっと自意識過剰な方を探している』と。なるほど。舞台では傍若無人な役もやっているので」と笑った。

 自身の武名を高めるために単騎で敵陣へ突入したという逸話もあり、江戸時代の講談で愛された塙団右衛門。あくの強い演技が持ち味で風貌もインパクトがある小手はまさに適任だ。「(脚本の)三谷さんの切り口って史実も大事にしつつ、キャラクターを誇張すると思っていたので、下手に準備し過ぎないように。自意識過剰という点の一点突破でいこうかな」と意気込んでいる。

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