2016年NHK大河ドラマ「真田丸」

「真田丸」長澤まさみ“愛の叱咤激励”を視聴者称賛、「なんとか官兵衛」には驚嘆

[ 2016年10月9日 22:30 ]

長澤まさみ演じる幼なじみ・きりが信繁(堺雅人)を叱咤激励(C)NHK
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 俳優の堺雅人(42)が主人公・真田信繁を演じるNHK大河ドラマ「真田丸」(日曜後8・00)は9日、第40話「幸村」を放送。信繁を叱咤(しった)激励する幼なじみ・きり役を務めた長澤まさみ(28)の熱演が反響を呼んだ。

 九度山での生活を楽しんでいた信繁の元へ、宇喜多秀家の家臣だった明石全登(てるずみ=小林顕作)が訪ねて来る。大坂城で家康(内野聖陽)を相手に戦ってもらいたいと信繁に懇願するが、信繁は断る。そして信繁は豊臣秀頼(中川大志)と茶々(竹内結子)が苦境に立たされていることを知る。

 豊臣に加勢するか、九度山での生活を続けるか――。苦悩する信繁に、きりがハッパをかける。「行くの?」「断った」「行きたいと思った。だがそれよりも大切なものがある」「行きなさいよ」「驚いた。止めるのかと」「あなたは行きたいと思っている。だったら行くしかないでしょう」と信繁の本心を代弁。

 その後も「ここで一生を終えたいの?それでいいの?あなたは何のために生まれてうまれてきたの?」「いままで何をしてきたの?何を残したの?」と信繁の心をえぐる。

 そして「私が大好きだった源次郎さまはどこへいったの!がむしゃらで向こう見ずで、やんちゃで賢くて明るくて度胸があってキラキラしていた、真田家の次男坊はどこに行ったのよ!私が胸を焦がして大坂までついていった源次郎様はどこに行ったのよ!」と思いをぶつけた。

 心揺さぶる長澤の迫真演技に、インターネット上では「最大の理解者だね」「素晴らしい背中の押し方」「これって告白じゃん…ウルッとした」などの称賛の声が集まった。

 また、信繁を叱咤する場面では「(北条)氏政様を説き伏せるために小田原城へ忍び込んだみたいだけど、氏政様がお城を明け渡したのはあなたの力ではないですから。あとから会いに行った、なんとか官兵衛さまのお手柄ですから」と語る。「なんとか官兵衛」という軍師・黒田官兵衛を思わせるセリフに視聴者は反応。「2年前の大河に“なんとか官兵衛”って。笑った」「感動回だったのに…名言だわ」と大きな反響を呼んだ。

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