「ばけばけ」小日向文世、妻もリアタイ「面白いよ」勘右衛門がヘブン後押し「本当に良い仕事をしたなと」

[ 2026年2月12日 08:15 ]

連続テレビ小説「ばけばけ」第94話。松野勘右衛門(小日向文世)は松野トキに“本当のこと”を伝え…(C)NHK
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 女優の髙石あかり(23)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「ばけばけ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は12日、第94回が放送された。2015年度前期「まれ」以来10年半ぶりの朝ドラ出演を果たし、主人公の祖父・松野勘右衛門役を好演している俳優の小日向文世(72)からコメントが到着した。

 <※以下、ネタバレ有>

 「バイプレイヤーズ」シリーズやNHK「阿佐ヶ谷姉妹ののほほんふたり暮らし」など会話劇に定評のある、ふじきみつ彦氏がオリジナル脚本を手掛ける朝ドラ通算113作目。松江の没落士族の娘・小泉セツと、その夫で日本の怪談を世界に紹介した明治時代の作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルに、怪談を愛してやまない夫婦の何気ない日常を描く。

 ――周囲からの反響は?

 「“面白い”と声を掛けてもらえることもあるし、作品自体の評判が良いですよね。あと、うちの女房は、あまり僕が出演しているドラマを見ないんですけど、今回は珍しく毎回リアルタイムで見てくれています。普段あまり感想は言ってくれないんですけれど、勘右衛門のことも笑いながら見ているし、“面白いよ”と言ってくれます」

 ――松野トキ(髙石あかり)とレフカダ・ヘブン(トミー・バストウ)が夫婦に。

 「おじょが幸せになれるのであればという思いですよね。おじょが“好いちょる”と言うのだから、もう反対する理由はありません。それに、トキがヘブンの女中として高い給金で雇ってもらえることになって、それによって松野家は救われているわけじゃないですか。勘右衛門も、時代の変化というものを受け入れざるを得なかったんだと思います。“自分だけは”という思いもあったけど、自分には何もできない、自分一人が空回りしていることを、勘右衛門だって分かっていたんでしょうね」

 「あとは、やっぱりおタツ(朝加真由美)の存在が大きかったんでしょう。恋の力は凄いですよね(笑)。最初は、一目惚れだったと思うんですけれど、おタツの物事を冷静に考えられる大人の女性としての魅力、孫を慈しむような愛情深いところに惹かれていったんじゃないでしょうか。トキが大事な気持ちは変わらないけど、おタツと一緒になれたことで、おじょから卒業できたのかもしれません。トキがお嫁に行ったことで、勘右衛門の中でも何か一つ区切りがついたと思います」

 ――第94回、勘右衛門が熊本行きを後押し。

 「松江では、トキが後ろ指をさされるようになり、ヘブンはそれを凄く心配していました。そのヘブンの思いを、勘右衛門は汲んであげたんだと思っています。松江が寒いから熊本に行くというのは、あくまでも口実であって、本当はトキのことを心配しているんですよね。嘘が嫌いなのに、嘘までついているんですから。そこで、勘右衛門がヘブンに“ほんとのことを話せ”と言うんですけれど、勘右衛門としては、ここで本当に良い仕事をしたなと思いました。それまで、ほとんど仕事していないんでね(笑)」

 ――視聴者へのメッセージ。

 「武士の格にこだわってきた勘右衛門も、時代が変化していく中で生きていかなきゃいけない。それを変えてくれたのがヘブンという存在だったと思います。おじょとヘブンが幸せになっていくさまを、視聴者の皆さんにも最後まで見届けてほしいと思っています」

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