「テレビが駄目じゃん」ビートたけしがお笑い界に金言 「腹抱えて笑うような芸を見せるというのが基本」

[ 2026年2月12日 22:00 ]

<ビートたけし杯「お笑い日本一」>オープニングからトークで盛り上げるビートたけし(左)とビートきよし (撮影・西川祐介)
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 ビートたけし(79)が12日、東京・浅草東洋館で若手芸人を発掘する「江戸まちたいとう芸楽祭 たけしが認めた若手芸人 ビートたけし杯『お笑い日本一』」の審査員を務めた。会場には急きょビートきよし(76)も駆けつけ、審査員を務めた。

 今年は優勝した「スパイシーガーリック」やラパルフェ、共犯者ら、8組がネタを披露した。たけしは「今回はレベルが高かった。去年は酷かった。止めようかと思った。今年は頭からケツまでみんな面白かった」と出場した芸人に賛辞を送った。

 中でも松竹所属でこわもてのヤクザ漫才を披露したコンビ「共犯者」には、「かくし芸としては面白い」と太鼓判。「これと同じぐらいのウケの普通の漫才を作った方がいい。ヤクザネタは一発芸で半年くらいで終わってしまう」とアドバイスを送り、期待を寄せた。

 自身が監督を務める映画「アウトレイジ」シリーズへの出演を打診されると「アウトレイジは(演技が)うまいのがいっぱいいるから」とやんわり断った。

 また講評では「今は漫才番組もまるっきりなくなって、不遇の時代だと思う。耐えていかないといけない。その時代に諦めることなくやる。漫才師としての誇りは、どこに行ってもウケてみせるということ。客が少なくても、絶対に腹抱えて笑うような芸を見せるというのが基本だから。それを忘れたら芸人なんて辞めた方がいい。いつか花が咲くように頑張って」とエール。

 「自分たちでまたお笑いブームを作り出すような生き方をしないと、後輩もいなくなるし、駄目になる」と後輩芸人たちに金言を授けた。

 終演後の取材対応で「不遇の時代」になった要因を問われると「テレビが駄目じゃん」と一喝。「お笑いに携わっていればすぐに分かる。番組はないし、演芸場も少ない。ライブもお客がライブの良さが分かっていないのかもしれないし、もしかしたら芸人の努力不足かもしれないかも分からないね」と冷静に分析した。

 その上で「両方とも状況が悪い時は、両方悪いんじゃないかなと思う」と持論を語った。
 

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