鈴木おさむ氏「みんな北朝鮮のことを笑うけど…」 旧ジャニ巡る日本の過去の“忖度”「恐ろしいなって」

[ 2024年4月22日 14:51 ]

鈴木おさむ氏
Photo By スポニチ

 元放送作家の鈴木おさむ氏(51)が、2日までに更新されたYouTubeチャンネル「ReHacQーリハックー」にゲスト出演。旧ジャニーズ事務所(現SMILE―UP.)創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題を巡るテレビ局の対応について、私見を述べた。

 今年3月をもって放送作家を引退した鈴木氏。動画では、ジャーナリスト・後藤達也氏とともに現在のテレビを取り巻く状況について語り合った。

 その中で、話題は旧ジャニ問題に。鈴木氏は「旧ジャニーズ問題があってから、テレビ局の報道の人たちも、いよいよ爆発したなと思っていて…」と、自身の感想を述べた。

 これまでについては「いろいろなことをやるべきだと思っていたけど、報道したいことも、多分、止められていたわけじゃないですか。でも旧ジャニ問題があったことによって、バランスが変わったと思う」と私見。「報道はもともと自由なはずだったのに、バラエティーやドラマの政治が働いてたと思うんですね」と、旧ジャニ特別調査チームが公開した報告書にも記載されていた“事務所への特別な配慮があった”という点に触れた。

 旧ジャニ問題があったことによって「言えない時代になった(忖度がなくなった)」と主張。「でも、今まで言えたことが恐ろしいなって…みんな北朝鮮のこととか笑いますけど、日本の報道って実は、そこがコントロールされていたというのは、凄いことなんじゃないかなって思って」と、報道内容が著しく規制されている北朝鮮などを例に挙げた。

 一方で、「でも、その“ふた”が外れて、“俺たちはやるんだぞ!”という感じが凄く見て取れるなと思います」と、現在の報道部の姿勢を評価。「あと10~15年早かったらよかったなと思う」と見解を述べた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2024年4月22日のニュース