テレ東ドラマ「95」(1) 95年の渋谷を駆け抜けた高校生の青春群像劇

[ 2024年4月22日 07:00 ]

1995年の東京・渋谷を舞台に若者の青春を描くドラマ「95」
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 「King&Prince」の高橋海人(25)が主演を務めるテレビ東京ドラマ「95」(月曜後11・06)では第1話冒頭に銃が登場するなど、引き込まれる展開が話題となっている。

 原作は早見和真氏による同名小説で、1995年の渋谷をがむしゃらに駆け抜けた高校生たちの青春群像劇。高橋らが演じる5人の高校生を中心に、大人がつくる仕組みにあらがい、もがく若者を描いている。倉地雄大プロデューサーは「転がっていく物語と加速していく青春に注目してほしいです。これから5人がある目標を立てて、最終回にどのようになるのかが見どころです」と語った。

 倉地氏は3年前に原作に感銘を受け、企画を立案した。「作品のキャラクターからちゃんと生きているのかと、問われている気がしました」と原作の感想を語る。

 作中では青春を描く一方、喫煙やチーマーによる抗争など当時の若者の危うさも描写されている。「作品は5人が道を外す物語でもあります。ただ良い面だけを描写しないというのは監督と脚本家の喜安浩平さんとも相談しました。そこが最も気をつけた点です」と倉地氏は説明する。不器用に生きる95年の若者が現代の視聴者に生きる意味を問いかける。

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