堂本剛 能登半島地震の被災者への思いを語る「思っているという事実を言い切ることが一番」

[ 2024年2月13日 16:50 ]

「KinKi Kids」堂本剛
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 「KinKi Kids」の堂本剛(44)が12日深夜、文化放送「レコメン!」内で放送された「KinKi Kidsどんなもんヤ!」(月曜深夜0・05)に出演。能登半島地震の被災者への思いを明かした。

 富山県出身のファンからのメッセージを読む中、元日に発生した能登半島地震について言及。Kinki Kidsは当日、京セラドームでコンサートを開催した。

 剛は「自分の体感を通して、いろいろな人が地震もそうだし、地震じゃないこともそうだけど、いろいろな人がこういう瞬間に怖さを感じたり、孤独を感じたり、痛みを感じたりするんだよなって、その時も思いながら過ごしていて」と回顧。「スタッフの安全、会場のセットも壊れてないかなとか、点検もできるのかなとかそういうことを思いながら、そんなことを思ったんで、そのあと、スタッフ、舞台監督さんだったりと話したりしてっていう時間を過ごしていたんですけど。何よりも会場にいらっしゃる方、ライブできるのかな、やったとしても帰ることができるのかなとか、そういうようなことを凄く考えていた」と振り返った。

 「近くにいるからとか、離れているからとか、逆にそういうことじゃなくて、つながっているとか、つながっているということを気付いてもらえなかったとしても、自分がつながっていると思うことが大事だったり、大丈夫でありますようにと思ってあげることが大事だったり、そういうキラキラした気持ちを持つこと、生きることが大事だなと思って、過ごしていたんですけど」と続けた。

 「日を重ねるごとに被害の大きさもどんどんどんどん伝わってきて、ただ本当にここからどんなふうな支援を必要とされるかというのはこっちが考えていること以上にいっぱいあるから、先にばっと動く人と後で動く人と、いろいろな支援の仕方があるから、自分ができることは何なんだろうってことを考えながら、今も過ごしています」と語った。

 そのうえで「急に変わってしまった日常を急に元に戻すのは本当に難しい。いろいろな時間を経験して、いろいろな時間をいろいろなところから吸収することによって分かっていることだから、今も皆さんも大変な思いの中で過ごされているわけだから」と剛。「ただ何か暗い気持ちだったり、ネガティブになるようなことじゃなくて、できる限り、自分ができることは無責任に何か言葉を言うことはできないけれども、思っているという事実を言い切ることが一番できる最大限。それは僕だけじゃなくて、誰もができることだから、本当にそうしてあげてほしいなって、一緒に。そうしてあげようねって思っています」と寄り添う思いを吐露した。

 「自分の一度きりの人生の中で、自分しか生み出すことができないピュアなもの、それをエンタテインメントにつなげて表現したり、クリエイティブな世界を作っていく、そしてこれで、お相手してもらえる時にその人の勇気と力に必ずなれると思って、今もずっとずっとずっと生きています」とも。「直接的にかかわるという支援もあるし、愛情もある。直接的にかかわらなくてもちゃんと思ってつながっていく形もあると思います。皆さんも自分ができることって何なんだろうなっていろいろな場面を通してあるだろうなと思うけど、自分ができることという言葉よりも、誰もができること、まずは空を見上げて思うことだったり、今日も1日、穏やかな気持ちで過ごせていますようにって、思ってあげることで、これって誰でもできる。そういうことから始めてほしいなって思います。僕もできる限り、意味があると思っているのでそういうふうに過ごしています」と呼びかけた。

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