内田也哉子さん 母・樹木希林さんの独特過ぎる教育法「なぜグレなかった?」に「自由という名の責任を…」

[ 2024年2月13日 11:21 ]

内田也哉子さん
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 エッセイストの内田也哉子さん(48)が12日、TBSの朝の情報番組「THE TIME,」(月~金曜前5・20)にVTR出演。母・樹木希林さん(享年75)の独特過ぎる教育法について語った。

 「今、輝く“注目の人”」として番組では也哉子さんに単独インタビュー。メインキャスターの安住紳一郎アナが也哉子さんの自宅を訪ねてインタビューする様子が放送された。

 2018年に死去した希林さんを母に、19年に他界したロック歌手・内田裕也さん(享年79)を父に持つ也哉子さん。夫は俳優の本木雅弘で、長男はパリコレに出演するなど世界的に活躍するモデルのUTAをはじめ、モデルとしても活動する長女の伽羅、次男の玄兔くんの3人の子どもがいる。

 安住アナは「なかなかスパルタだったと思いますが、グレなかった?」と質問。也哉子さんは「もうグレさせてもらえないぐらい、私は自由という名の責任を早くから母から授けられてしまって」と苦笑。「いわゆる“勉強しなさい”とか“どこどこ言っちゃだめよ”とか、“門限はこれよ”ってことも一切なかった」といい、「留学を9歳の時にした時も“全部自分で決めなさい”って(言われて)、自分で決めて。“自分で選んだことへの責任は私は一切負いません”と」と明かした。

 安住アナが「自由って言われると自分に返ってくるから慎重にと」と応じると、也哉子さんは「これは自分にとって選んでいい道なのかどうかってことを(考えた)。子どもの時は孤独というか、“生まれてから死ぬまで人間はずっと孤独なんだ”と言われて。本当に両親を亡くしてみて、一人っ子なので一人ぼっちになった時に心が空っぽになったんです」と心境を吐露。「でも、もしかしたら、空っぽになったのはあの2人が最後に残してくれた最良の置き土産だったんじゃないかなっていう。空っぽになって重い荷物を脱いで、ようやく1人で歩きだせるという。切なさとすがすがしさを両親と別れた後にもらいましたね」と語った。

 最新の著著「BLANK PAGE 空っぽを満たす旅」は「真っ白い紙に何を書いてもいい。ここからが自分の道だ!ってこともイメージして」と説明。15人の人物との対話をエッセイとしてまとめたもので、「みんな違って、みんないいんだ!っていう最終的には尽きた。私は私でいいんだ、僕は僕でいいんだ!て思ってくれたら、本当に夢のまた夢ですけど、そういうふうに生きていけたらいいなと」とした。

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