元阪神・井川慶氏04年のノーヒットノーラン 偉業を達成できたのは将棋に夢中だったから!?

[ 2023年11月26日 17:27 ]

2004年、ノーヒット・ノーランを達成した井川慶は今岡誠、野口寿浩(右)らに抱きかかえられ祝福される
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 元阪神で野球解説者の井川慶氏(44)が26日放送のカンテレ「マルコポロリ! 祝・阪神日本一!歴代優勝戦士ぶっちゃけSP」に出演し、04年に広島戦で達成したノーヒットノーランについての裏話を披露した。

 井川氏以後、今も阪神で達成した投手はいない19年前の偉業。しかし、当時バッテリーを組んでいた元阪神の野口寿浩氏は「調子は最悪だった。球は走らないし、ストライクも入らない。だから変化球主体のリードが功を奏した」と当時を振り返っている。

 その調子が悪かった理由について、井川氏は「試合前に久保田(現阪神投手コーチ)と将棋のゲームやってたんです。リーグ戦があって」と振り返った。司会の東野幸治が「リーグ戦?」と不思議そうに質問すると「あ、将棋のリーグ戦です」「え?野球ちゃうの?」と、東野もびっくり。当時の球団内では選手やスタッフらで将棋が流行していたという。

 井川氏は勝負が白熱したため将棋に夢中となり「気づいたらもうアップ時間が過ぎてて、急いで着替えてブルペンに行ったんです」。心も体も準備不足で臨んだ結果がノーヒットノーラン。井川氏の超人ぶりを表すエピソードにスタジオからも「すげーな」という嘆息が漏れていた。

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