僕が見たかった青空 “生誕地”で誓い「乃木坂46さんの公式ライバル、という名に恥じないアイドルに」

[ 2023年11月4日 05:00 ]

ファンと記念撮影をする「僕が見たかった青空」(撮影・大城 有生希)
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 「乃木坂46」の“公式ライバル”グループ「僕が見たかった青空」が3日、東京・神田スクエアホールで初のファンミーティング「僕が観たかったファンミ Vol.0」を行った。今年8月30日に「青空について考える」でデビュー後、ファンに向けた初めてのイベント。デビュー曲センターの八木仁愛(16)は「乃木坂46さんの公式ライバル、という名に恥じないアイドルを目指します!」と決意を語った。

 ペンライトで作る青い光の海が、会場中に広がる。緊張しながらも笑顔を見せるメンバーたちを、集まったファンが見守る。同所は最終オーディションが開かれた思い出の地。リーダーの塩釜菜那(21)は「私たちがアイドルに進むきっかけとなった大切な場所。ここで皆さんと一緒に過ごすことができてうれしい」と話した。

 最終審査で見せた自己PRを再現するコーナーでは、当時の評価が「とても良かった」と伝えられたが塩釜が「良かったんだ…」と感極まり涙。それを見た杉浦英恋(15)がもらい泣きするなど思わぬ展開に。コーナーMCの今井優希(18)は「この初心を忘れずに、これからも頑張って行きます」と力を込め、会場から温かい拍手が送られた。

 この日は昼夜2公演で、約900人を動員。デビュー曲のライブパフォーマンスやゲームを展開し、ファンと交流した。メンバーとファンが答えを合わせるゲームコーナーで、岩本理瑚(15)は「旅行してみたい47都道府県」のテーマに登場。ファンから京都や沖縄といった声が上がる中、「神津島」と回答。他のメンバーも挑戦したが唯一、一致した人なしという結果になり、岩本は「ごめんなさい!」と苦笑いで謝っていた。

 さらに「多くの方から“いいね”がもらえるように」という願掛けを込め、指相撲の強さを競う「指―1グランプリ」が開催。接戦を制し優勝したのは宮腰友里亜(19)で、愛称の“ゆり坊”にちなみ「ゆび坊になりました」と満面の笑み。景品に高級焼肉店の3万円分の食事券、そしてアイドル誌でのソロカット掲載が約束され、「超幸せです!」と喜んだ。

 準優勝だった須永心海(18)は「景品の代わりに、杏弥ちゃんからのハグが欲しい」とおねだり。ステージ上でMCを務めていた西森杏弥(20)と抱きしめ合い、客席から大歓声が巻き起こった。

 涙あり、笑いありと内容たっぷりだったファンミーティング。最後は全員で「これからも応援、よろしくお願いします!」と深く一礼。ファンからの熱いエールに包まれ、イベントを結んだ。


 ≪乃木坂46“古参”も「伸びしろ感じた」≫ ファンの心に刻まれるイベントになった。ユニット曲「制服のパラシュート」など3曲のパフォーマンスが初披露され、福岡から来た20代女性は「本当に可愛くて、新しい曲も見られて良かった」と喜ぶ。乃木坂46を結成時から応援する千葉県在住の40代男性は「フレッシュさが素敵。これからの伸びしろを感じたし、いずれ誰もが認める“公式ライバル”になると思う」と期待を寄せた。

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