ホリプロスカウトキャラバン　グランプリは塚本恋乃葉さん　父は元広島投手で競輪選手「目指せ出川ガール」

＜ホリプロスカウトキャラバン＞トロフィーを手にするグランプリに輝いた塚本恋乃葉さん（撮影・久冨木　修）
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　深田恭子、石原さとみらを輩出した大手芸能事務所「ホリプロ」のオーディション「第46回ホリプロタレントスカウトキャラバン」のグランプリが4日、神奈川県・SUPERNOVA　KAWASAKIで発表された。選ばれたのは広島県出身の塚本恋乃葉さん（このは、19）。元広島カープ投手で、競輪選手としても活躍した塚本善之さんの三女だ。栄冠を手にし、「グランプリはゴールではなくスタートだと思って頑張ります」と笑顔を見せた。

　ステージ上で名前を呼ばれると、思いがこみ上げた。応募総数2万824通の中から選ばれ、目を潤ませながら「こんなハイレベルな中で、誰がグランプリでも納得しようと決めていた。まさか呼ばれるとは思っていなかったので、これからも努力していきたい」と力を込めた。

　受賞の理由について、実行委員長の大崎崇敦氏は「情に厚く、周りのスタッフへの心配りもできる子。今後も一緒に仕事していきたいと感じた」と語る。自己PRではモデルウォークをしながら顔に洗濯バサミを挟む“1人罰ゲーム”を披露。「顔整ってるのにそこまで身体張らなくても…とは思ったのですが。今までにないタイプのタレントになれると思った」と期待を寄せた。

　今後の目標について塚本は「目指せ出川ガールです！」と宣言。日本テレビ「世界の果てまでイッテQ！」でタレントの出川哲朗とともにロケをする女性タレントのことで、河北麻友子らが就任してきた。塚本はこれからモデル、そしてバラエティーでも広く活動することを目指していく。「人間性を褒めてもらえるように、大きく成長していきたい」と意気込んだ。