上原浩治氏　登板ない日に何してる？中沢佑二氏から疑問に苦笑い「遊んでると思ってるんですか？」

　元巨人エースで大リーグでも活躍した上原浩治氏（48）が、4日放送のフジテレビ系「ジャンクSPORTS」（土曜後5・00）に出演し、子供たちに投手の魅力を力説した。

　この日のテーマは「スポーツはじめの一歩」。少年、少女たちを招き、それぞれのアスリートが、自分がプレーしてきたスポーツの魅力をPRする企画だった。上原氏のほか、ソフトバンクなどで活躍した内川聖一氏、キックボクシングからは魔裟斗、バレーボールからは栗原恵さんらが出演した。

　魔裟斗が「5万人の中で2人だけが注目される」とビッグマッチでの注目度を説明すると、上原氏は「ピッチャーは5万人で1人が注目されます。その試合を自分が支配できる。自分が投げなければ試合が始まらないんです。一番、テレビに映るポジションです」と畳みかけ、笑わせた。

　サッカー元日本代表の中沢佑二氏からは、「ピッチャーは試合ではきついと思う。中5日、中6日で投げるじゃないですか？休みが多くて、楽なんじゃないか」と意地悪な質問が飛んだ。すると上原氏は「遊んでると思ってるんですか？そんなことない。その期間、練習しています。僕らずっと練習しています」とアピールした。

　「ダウンタウン」浜田雅功からも「ちょっと小旅行とか行ってるの？」といじられると、上原氏は「チームで練習しないといけない」と否定。「試合で負けたらその1週間、すごいブルーなんです。取り返すことができないから、その1週間がすごい嫌なんです」と、精神的なつらさを明かした。

　さらに「野手は毎日、確かに出てます。ピッチャーは先発で、1週間に1回と言われますけど、その1回をずっと勝っててみて下さい。何十億という金がもらえるんですよ。何十億ってケタ、分かります？」と、金銭的な魅力を必死に訴え、笑いを誘った。