関ジャニ∞・安田 脳腫瘍手術の過去「ひどく憎いですけど」と涙も超大物俳優の言葉に「そうやなと」

[ 2023年8月12日 17:02 ]

関ジャニ∞・安田章大
Photo By スポニチ

 関ジャニ∞の安田章大(38)が11日放送の日本テレビ「アナザースカイ」(金曜後11・00)にゲスト出演。脳腫瘍の手術後の自身の生き方について語った。

 安田はVTRで、24歳の時に訪れたという中米の国ベリーズを再訪した。かつて訪れた理由は年間150本潜るほど好きだったというダイビングをするためだった。その後、6年前の2017年、脳腫瘍の一種「髄膜腫」を発症。手術は成功したものの、光過敏という後遺症に悩まされ、サングラスが手放せなくなった。気を失う可能性があるため、ダイビングをあきらめ、海にも近寄らなくなったという。

 そんな中、今回の旅では「自分のきっかけが誰かのきっかけになってくれたら」と手術後入ったことのなかった海でのシュノーケリングに挑戦。「やっぱ好きやなってことに気づきましたね。好きというだけじゃなく、自分の体の中に成分表というものがもしあるとしたら、海というものが凄く自分の体を占めてんだなっていうふうに思いましたね」と明言。「それ、今だからこそ気づけるけど、足りてると信じさせてたとか、足りてると言い聞かせてたっていうのが答えかなと思いましたね」と続けた。

 加えて「だって病気してからいっぱい抱えましたもん。めっちゃがむしゃらに走りましただから。病気してからはね。もっと自分の好きなように生きてみようと思って。前向きに凄く捉えたから、頑張って。前向きに実際、捉えてたんですよ」と回顧。「だから、『LIFE IS』って写真集も作って、自分の手術当時の腫れた写真とかも全部載っけて皆さんに届けたし、それは前向きに受け止めたからなんですよ」としたものの、「だけど、海に入って、手術してできなくなったこととかを、入ったから感じるじゃないですか。ひどく憎いですけどね。過去の経験は」と涙した。

 「多分だってこうやって、自然と涙が出ちゃうのは、ひどく嫌だからでしょうね」と安田。「海に入りたいって思うし、ダイビングしたいってやっぱ思うし。強くあろうとすればするほど悲しくなってた時間がたくさんあったんで。だけど悲しみに暮れるのももったいないじゃないですか」と続けた。

 それでも「僕の人生は中井貴一さんが教えてくれた言葉で、“僕はご縁だけで仕事をしてきたんだよ”っていうことを貴一さんが、こないだ映画ご一緒させていただいた時におっしゃってたんですよ」と語り、「いや本当にそうやなと思って。今ベリーズに来れているのは確実に14年前のご縁なので。だから、許せない、ひどく憎いと言った自分の過去の経験も、ご縁と呼びたいですね。呼びたいと思います」との思いを込めた。
 

続きを表示

この記事のフォト

「美脚」特集記事

「STARTO ENTERTAINMENT」特集記事

2023年8月12日のニュース