宇多田ヒカルの“幸せ”とは? たどり着いた自分なりの解釈「ただ目を向けてあげればいいだけ」

[ 2023年8月12日 21:54 ]

シンガー・ソングライターの宇多田ヒカル
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 シンガー・ソングライター宇多田ヒカル(40)が、12日放送のNHK音楽特番「ライブ・エール2023~新しい夏~」(後7・30)で「ウッチャンナンチャン」内村光良(59)と対談し、新曲に込めた思いについて語った。

 公開中の映画「キングダム 運命の炎」の主題歌「Gold ~また逢う日まで~」を担当した。身近な幸せを歌った曲で、宇多田は「誰しもが幸せについて考えたり感じたりするものですけど、実際にじゃあ何なんだろうと。愛とかもそうですけど、本当に何なの?説明できる?って言われたら、よく分からなかったり、条件で考えちゃったり。こういう条件がそろえば幸せになれるんだとか、これがあれば、今ないこれが手に入ればいいんだとか、つかみどころがない。追いかけると、殻がちょっと入っちゃった卵みたいな。取ろうとすると逃げちゃったり」と語った。

 そんな幸せが、すとんと腑に落ちる瞬間があったという。「ある時ふと、身近にいつもずっとあるものだったんじゃないかな?って思ったんですよ。ただ目を向けてあげればいいだけ。本とか整理してて、古い写真とかが挟まってて、あっ!みたいな。いい思い出だったり」。内村が「この間、何気なく(本を)見てたら、急に娘の4、5くらいの写真がぱっと挟まっていて、酔っ払っていたから、号泣しちゃって」と打ち明けると、宇多田も「分かります~!それ」と共感していた。

 宇多田はあらためて、幸せについて「周りにいつもあるもの。ただ、それだけなんじゃないかなって思って」と自分なりの結論に達したそうで、「それがちょうど、ピアノと向き合ってる時に曲になっていった」と振り返っていた。

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